Continental Breakfast世界のContextを読み解くBlog

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2013.06.26 Wednesday ... - / -
#レ・ミゼラブル
あけましておめでとうございます。旧年中はたいへんお世話になりました。2013年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、今日は大勢の人でごった返しているであろう初詣には行かず、代わりに大阪駅の上にある映画館で「レ・ミゼラブル」を観てきました。

les miserables

評判どおりのすばらしい映画でした。おそらく今度のアカデミー賞受賞は間違いないでしょうね。ミュージカルが苦手な私でも感情移入できる完成度の高さで、どの俳優もそれぞれの役柄にぴったり収まった、まさに「ハマり役」の配役でした。

主演のHugh JackmanもAnne Hathawayもすばらしい演技で、できればそのままミュージカルとしてBroadwayで上演してほしいくらいです。またAmanda Seyfriedが、まるでフランス人形のような可憐さでした。しかし、個人的にいちばんよかったのは宿屋のMadame Thenardierを演じたHelena Bonham Carterの演技。彼女は「英国王のスピーチ」でも英国王の王妃Elizabethを快演した名女優ですが、同じくTom Hooper監督の今作品でも、いぶし銀の演技を披露してくれていました。

普段やらないことをやってみると、いろんなことがわかっていいですね。今日は、元日に映画館で映画を観る人がいかに多いかということがわかりました。「おせちもいいけどカレーもね」ならぬ「初詣もいいけど映画もね」という感じでしょうか(笑)

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2013.01.01 Tuesday ... comments(0) / trackbacks(0)
#なぜかお金が貯まる人の「お金のお片づけ」
先日のクーリエ・ジャポンDE忘年会では、ご参加いただいたみなさんからいろいろとプレゼントをいただきました。ご参加いただけるだけでもううれしくて仕方がないのに、その上プレゼントまでいただいてしまい、まったく恐縮至極な夜でした。本当にありがとうございます。いただいたプレゼントは家族で毎日おいしく食しております。

さて、いただいたプレゼントの中で、ひとつだけ食べることのできないものがありまして、それが戦略的PRコンサルタントかつ放送作家である野呂エイシロウさんの新著「なぜかお金が貯まる手帳術」です。口からは食べられないので、目から味わわせていただきました(笑)

noro

「お金が貯まる手帳術」と、手帳の活用法が書いてあるのかと思わせるタイトルですが、これは手帳術の本ではありません。生活パターンや思考パターンをポジティブに変えるよう諭してくれる、人生論とか哲学の範疇に入れてもよい内容の、だけど極めて読みやすい(読書の遅い私でも半日で読み終えたほど)つくりになっていて、読むのは簡単だけど実践するとかなり効果が期待できそうな、そんな不思議な本です。

「手帳術」の方法として、手帳が必ず必要というわけではなくて、毎日きちんとお金の流れを記録して把握することの大切さを謳っています。また、「お金のお片づけ」と書かれてあるように、整理整頓の重要性を説いているあたりは「人生がときめく片づけの魔法」に通じていて、お金も含めてライフスタイルを見直すことを提唱している本でした。早速自分も見直してみようと思います。長財布を使っているからといって安心している場合ではないです(笑)

(自分も含め)お金が貯まらない人は、ぜひご一読あれ。

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2012.11.27 Tuesday ... comments(0) / trackbacks(0)
#SKYFALL
12月公開の映画「007 スカイフォール」のジャパンプレミアに行ってきました。

007

ジャパンプレミアではサプライズゲストが来るということでとても楽しみにしていたのですが、プレミアイベントが始まる前に、会場である有楽町マリオンの1FでOMEGAのスカイフォール限定モデルのお披露目があり、そこにBond girlのBerenice Marloheがゲストとして登場。サプライズゲストが誰か事前にわかってしまいました(笑)

当然ながらBond girlですから超のつく美人なわけですが、英語がさほど上手くなく、演技もそこそこだったために、映画の中の彼女にはあまり「華」が感じられませんでした。それでも超美人には違いないので、演技に磨きをかけてさらに飛躍してほしいですね。

プレミアでは、007シリーズ50周年ということで特別フィルムを観ることができました。これはおそらく50周年のDVDボックスか何かに付属されると思いますが、初代James BondのSean Connery、Ursula Andressの登場シーンから始まって、懐かしい場面が詰まった逸品になっています。個人的には、映画本編以上にこのフィルムを観られたのがよかったなあ。

本編については、公開前にあまり書いてしまうとネタばれになるので控えますが、ひとつ言えるのは、Javier Bardemの演じる悪役はやはりすごいということ。彼は「ノーカントリー」でも殺人マシンのような殺し屋を演じていましたが、今回もかなりヤバいです。個人的には「それでも恋するバルセロナ」のようなイケメンよりも、今回のような悪役を演じる彼のほうがハマり役でいいと思いますね。

そして、Daniel Craigは次回作でもBondとして登場するのかどうか極めて怪しい印象を受けました。次回作はひょっとすると若返りを図るのではないでしょうか。でないと、007がまるでエクスペンダブルズのようになりかねません(笑)

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2012.11.19 Monday ... comments(0) / trackbacks(0)
#サラの鍵
やっと観ることができました。

sarah

以前から観ようと思いながら、なかなかタイミングが合わず、名画座も含めて劇場に足を運べずにいた「サラの鍵」。ホロコーストといえばドイツやポーランドのそれが思い浮かびますが、ドイツ占領下のフランスでも、ユダヤ人たちは同様の運命を辿りました。

この時期のフランスでのホロコーストは、長らく「フランス政府の行為」ではありませんでした。その点は敗戦国であるドイツのほうがよっぽど潔く、フランスは1995年、Jacques Chirac大統領がようやくこの事実を認めるまで、当時のRégime de Vichyを正当なフランス政府であると認めませんでした。正当な政府ではない、ドイツの傀儡政権のやったことだから、フランスとしてやったことにはならない、というわけです。

映画では現代と大戦の頃が何度も交錯します。そしてほんの偶然から、普通に暮らしていれば決して交わるはずのない人たちが、作品のタイトルになっているSarahに引き寄せられるようにして出会うんですね。その交差のさせ方が絶妙で、観終わってから何ともいえない余韻が残ります。キャスティングも渋くて、特にSarahを救ったJules役のNiels Arestrupの存在感がすばらしい。「預言者」で魅せたマフィアの貫禄は伊達じゃありませんね。

映画のその後をあれこれ空想したくなる、味わい深い作品でした。

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2012.11.01 Thursday ... comments(0) / trackbacks(0)
#Poil de Carotte
今日は長女が合唱の練習をしている間に、同じ生涯学習センターで上映されたフランス映画「にんじん」を鑑賞しました。

Poil de Carotte
正確には、映画ではなくテレビで放映されたもののようですが、この作品はフランスで何度も映像化されているらしく、原作は児童文学の中でも古典的な作品です。個人的にはこの作品を児童文学の範疇に入れるのはどうかと思うのですが、フランスの児童文学がおしなべてこういう重いテーマであることが多いことを考えると、フランス人が早熟なのも納得できます。

この作品の主人公は、家族の中で自分だけが赤毛であることから、周囲のみんなに「にんじん」と呼ばれています。そしてそれが友達からだけでなく、母親をはじめ家族からもそう呼ばれていじめられる。特に母親からのいじめはハンパなく、はたして息子に対する愛情を持っているのかどうかわからないほど激しいものです。

「しつけ」と称して彼の自由を奪ったり体罰を加えたりするのはもちろん、「にんじん」が彼女への抗議のためにハンストをしているときには、甘い言葉をかけて食事させておきながら、その食事に「にんじん」の尿を入れておくという、ちょっと普通では考えられない仕打ちをしておいて、平然としているわけです。

「にんじん」がその仕打ちに耐えかねて自殺を図ったり、父親に全寮制の学校に入れてくれるよう頼んだり。そこまでして母親から離れたくなるほどの仕打ちを、児童文学として描写してしまうフランスという国にちょっと戦慄を覚えました(笑)

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2012.10.27 Saturday ... comments(0) / trackbacks(0)
#もうひとりの息子
現在六本木で開催中の東京国際映画祭。今年も1本は観ておきたいということで、「もうひとりの息子」を鑑賞してきました。

本当はその前に上映される「ハンナ・アーレント」を観たかったのですが、早い段階でWebではsold outになってしまい、チケット売場での当日販売分に望みをつないだものの、行ってみるとやはり完売に。

Le fils de lAutre
そこで代わりに「もうひとりの息子」を観たのですが、結果的にはこっちを観ることができてよかったです。というのもこの作品はテーマがパレスチナ問題に絡むだけに、日本で劇場公開されるかどうかわからないのと、公開されたとしても単館系だろうから。その点、「ハンナ・アーレント」のほうは今回の映画祭の人気から、きっと後日上映されるんじゃないかなと。まあどっちも単館系ですけどね(笑)

さて、映画祭のパンフレットでの紹介文はこんな感じです。
兵役用健康検査の結果、両親の実子でないことを知ったイスラエル人の青年。出生の際の手違いが明らかになり、やがてイスラエルとパレスチナふたつの家庭のアイデンティティと信念とが大きく揺さぶられる事態に発展する。根深い憎しみからの解放を巡る感動のドラマ。
実際はこのコピーを大きく上回るすばらしい作品でした。登場人物たちの描写や背景の設定が非常に精緻で、上映後のインタビューでLorraine Levy監督が女性だとわかって腑に落ちました。内容的にも女性のほうが共感できる部分が多いのではないかと思います。

個人的には、イスラエルでTel AvivとWest Bankを訪れていたのと、TorahやQuranを読んでいたおかげで、映画の細部にわたるリアリティや空気感みたいなものを感じることができました。

映画祭では、上映後の監督や主演俳優へのインタビューも楽しみのひとつです。今回はたまたま席がほぼ最前列だったので、彼らのインタビューも至近距離で聴くことができました。で、せっかくなので質問もさせてもらって、Levy監督から「すばらしい質問ですね」とお褒めの言葉をいただきました(笑)

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2012.10.26 Friday ... comments(0) / trackbacks(0)
#プルートゥ
浦沢直樹の漫画はやっぱりおもしろいですね。

pluto
久しぶりに「PLUTO」を借りてきて一気に読みました。読み終えて、この漫画の原作である「地上最大のロボット」を描いた手塚治虫の天才ぶりもさることながら、「地上最大のロボット」ってこんなに深刻なテーマだっけ、とちょっと悩んでしまいました。

「地上最大のロボット」は確かアニメ化もされていて、私も子供の頃に観た記憶がありますが、少なくともアニメのほうは「PLUTO」のような重層的なテーマではなかったように思います。

これはやはり浦沢直樹のアレンジの賜物でしょう。彼の作品の魅力は、「MASTERキートン」などもそうですが、現実の世界で起きているさまざまなニュースを物語の中に巧みに組み込んで、明らかにフィクションでありながら、まるでそれがノンフィクションであるかのように感じさせてくれるところです。

その点で、彼の漫画はたとえば山崎豊子の小説にも通じるところがあって、読み始めるとついつい止まらなくなってしまいます(笑)

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2012.10.24 Wednesday ... comments(0) / trackbacks(0)
#アレクサンドリア
この映画はやっぱり劇場で観たかったな。

agora

いろんな意味で驚愕の映画でした。2009年にスペインで製作された「アレクサンドリア」は、スペインのアカデミー賞と称されるゴヤ賞7部門を受賞。日本での興行成績はさほどでもなかったようですが、スペインでは史上最高の興行成績を収め、その内容は欧米では相当物議を醸したであろうと思われました。

この映画には何と7,000万ドルもの大金が投じられていますが、Alejandro Amenabar監督が描きたかったテーマは、その大金に値するものに違いありません。いろんな方にこの映画を観てほしいのであえて詳細にはふれませんが、この作品は宗教と科学、それに民主主義(というか衆愚政治)を題材に扱っていて、これらのテーマは現代の世界の諸問題にもそのまま当てはめて考えることができます。よくこんな映画をつくったな、というのが個人的な感想です。

「アレクサンドリア」がスペインで熱狂的に受け入れられたのも、おそらく主人公Hypatiaの哲学(現代でいうところの天文学や数学)に傾ける情熱、宗教以上に「真理」を追求する姿勢に多くの人が共感したからではないかと思います。この映画にはあまりにも考えさせられることが多くて、ちょっとまとまりがつかないので、続きはまた別の機会に書いてみます。

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2012.10.20 Saturday ... comments(0) / trackbacks(0)
#Carlos
(続き)

やっと観終わりました。

carlos

3部作、合計5時間30分に上る映画「カルロス」。テロリストの半生を描きながら、時代が移ろいゆく様をこれでもかというほどみせてくれます。第2部でその兆候をほんの少し垣間見せておいて、第3部で一気に彼の没落を加速させていく。権力というものの脆さを存分に感じさせてくれます。

映画としては、たとえば「ゴッドファーザー」のような極端な恐怖は感じません。ただ、リアリティという意味ではこの映画のほうが静かに、そして確実に力を奪われていく、リアルな怖さというか哀れさを味わえると思います。

それにしても、「カルロス」に出演している俳優陣はすばらしいですね。主人公Carlosを演じたEdgar Ramirezの演技力と語学力、それに変幻自在の体型。彼の最初の妻Magdalena Koppを演じたNora von Waldstättenの妖艶さ。彼らの演技には強いプロフェッショナルを感じました。

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2012.10.03 Wednesday ... comments(0) / trackbacks(0)
#アシュラ
生きることの苦しみを、仏教の視点から端的に描いた映画「アシュラ」。

ashura

ジョージ秋山による原作が連載された1970年当時、有害図書として未成年への販売を禁止されたという曰く付きで、そのことが映画のPRの前面に出てしまっているきらいはありますが、作品のテーマは「人の人たる所以」という、極めて深淵なものです。時代がやっとこの作品に追いついたというべきでしょうか。

芥川龍之介の「羅生門」や「蜘蛛の糸」を思わせるテーマや時代設定は、日本人にはおなじみですが、どうやら海外でも好評のようです。これは黒澤明監督のおかげかな(笑)

日本のアニメーションのレベルの高さも存分に味わえるこの作品、個人的には絶対に映画館で観るべきだと思います。家庭用テレビだと、せっかくの迫力が台無しかもしれません。

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2012.10.02 Tuesday ... comments(0) / trackbacks(0)
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